【命を守る】ご自宅の津波リスクをチェック!〜想定高と海抜の関係〜
東日本大震災や近年の地震のニュースを見るたび、「もし自分の住む場所に津波が来たら?」と不安になる方も多いでしょう。津波の到達高さは、海岸での波の高さそのままではありません。ご自宅の「海抜(標高)」と「海からの距離」が、命を守るための重要なカギとなります。
1. なぜ津波の高さは内陸で変わるのか?
津波が陸上に遡上すると、そのエネルギーは急速に失われます。
- 摩擦と抵抗: 建物、木々、地面との摩擦によってスピードと高さを失います。
- 重力と勾配: 内陸に向かって標高が高くなっている場合、津波は坂を上るためにエネルギーを消費します。
- エネルギーの減衰: 海岸で$H_{0}
H_{x}$へと減衰します。
そのため、ご自宅の海抜(標高)が、津波の到達限界の目安となります。想定津波高よりも海抜が高ければ、浸水する可能性は低くなります。
津波リスクを「見える化」しよう

「海岸で10mの津波」が来ると言われたら、海抜10mの場所は到達限界になり得ます。浸水深は浅いかもしれませんが、津波が到達するという事実は変わりません。
- ご自宅の海抜を調べる。
- 地域の想定津波高を調べる。
- 想定津波高の位置からご自宅までの内陸距離を調べる。
調べたら以下の●の部分に数値を入力して、AIに投げかけてください。
プロンプト
海岸で●m(想定の高さ)の津波が
内陸●km、海抜●mの地点に到達した時の
想定される津波の高さを教えて。
1. いますぐチェック!ご自宅の海抜(標高)を調べる方法
ご自身の住む場所が海抜何メートルかを正確に把握することは、避難行動を考える上で最も重要です。
【重要】ご自宅の海抜(標高)を調べる
ご自宅の海抜は、国土交通省 国土地理院の「地理院地図」で確認するのが最も正確です。下記リンクから、ご自身の住所を検索し、地点をクリックして表示される標高をチェックしてください。
2. 【想定一覧】太平洋側の主要地震による津波の想定高さ

内閣府や各自治体が公表している、将来的な巨大地震による津波の想定高さを一覧にまとめました。これは最大クラスの津波を想定した数値であり、必ずしもこの高さが来るわけではありませんが、最悪の事態に備えるための基準となります。
| 想定される地震 | 地域(代表地点) | 浸水域での最大津波高 | 想定ソース(内閣府・自治体等) |
| 南海トラフ巨大地震 | 静岡県(下田市・御前崎市など) | 20m〜30m級 | 内閣府 南海トラフ巨大地震モデル検討会 |
| 和歌山県(串本町など) | 20m超 | ||
| 日本海溝・千島海溝沿い | 北海道(えりも町など) | 20m超 | 内閣府 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会 |
| 岩手県(宮古市など) | 20m〜30m級 | ||
| 首都直下地震 | 神奈川県・千葉県(東京湾沿岸) | 2m〜3m程度 | 内閣府 首都直下地震モデル検討会 |
| 東海沖 | 静岡県(富士市周辺) | 10m級 | 「静岡県 津波浸水想定」などで検索 |
※浸水域での最大津波高は、海岸付近や湾内の特定の地点における値であります。詳細な情報は、必ず上記の内閣府または各自治体の公式資料でご確認ください。「想定津波高 海抜」の場合は、即座に垂直避難(高い建物の上階へ)または水平避難(高台へ)が必要です。
まとめ:再度ハザードマップの確認を!

知識は、災害時に冷静な判断を下すための武器です。いま一度、ご家族で避難計画を確認し、命を守るための準備を進めましょう。
| サイト名 | 特徴 | リンク |
| 地理院地図 | 国土地理院の公式地図。住所検索または地図をクリックすると、その地点の標高が画面下部に正確に表示されます。公的データとして最も信頼性が高いです。 | https://maps.gsi.go.jp/ |
| ハザードマップポータルサイト | 国土交通省が提供。津波浸水想定や、地盤高などの情報が確認できます。 | https://disaportal.gsi.go.jp/ |





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